【国内線なのに機内食?!】国際線並みのサービス エアチャイナでスリランカへ 搭乗記 2日目

搭乗記
記事内に広告が含まれています

2日目 朝

上海/浦東空港からスタート

今日はいよいよスリランカ、コロンボへ向かいます。まずは上海から成都/天府空港へ中国国際航空(エアチャイナ)の国内線で向かい、そこから同じくエアチャイナのコロンボ行きのフライトに乗り継ぐ2レグの旅程になります。

昨日は大阪から上海まで飛んできてエアチャイナの無料トランジットホテルに宿泊しました。
フライト時間に合わせてホテルの送迎バスで浦東空港に戻ってきたところです。
1日目の記事はこちら!!

旅程

大阪-コロンボ 6レグ
  • DAY1
    CA858 大阪/関西-上海/浦東

    無料トランジットホテル1泊
    上海滞在15時間

  • DAY2
    CA4592 上海/浦東-成都/天府

    乗継時間 4時間半
    CA425 成都/天府-コロンボ

    スリランカ滞在

  • DAY3
    CA426 コロンボ-成都/天府

    乗継時間 2時間半
    CA4195 成都/天府-北京/首都
    無料トランジットホテル1泊
    北京滞在22時間

  • DAY4
    CA927 北京/首都-大阪/関西

CA4592 上海/浦東-成都/天府

フライト情報

フライト①

【航空会社】中国国際航空 Air China
【アライアンス】スターアライアンス
【便名】CA4592
【区間】上海/浦東(PVG)-成都/天府(TFU)
【時刻】PVG 9:15-TFU 12:50
【所要時間】3時間35分
【クラス】エコノミー
【機材】A321(B-6386)
【ラウンジ】Air China Premium Lounge(国内線)
【発券】Air China

遅延情報

実は前日の夜の時点でこのフライトが約1時間出発遅延すると判明していました。エアチャイナ公式アプリから通知が飛んできて気づきました。航路混雑の影響とのことです。

元々成都で余裕のある乗り継ぎなので1時間くらいの遅延では旅程に影響なし。ホテルからのバスも1時間遅らせようかと思いましたが、変更せず空港のラウンジでくつろぐ時間を増やすことにしました。流石にホテルの方から遅延について何か言及はなかったです。自分のフライトは自分で管理ですね。

チェックイン

チェックインカウンターへ向かうとセルフチェックイン機がずらっと並んでおり皆さんそこで手続きされていましたが、昨日受け取った荷物を再度預け入れる必要があるのと折角優先権もあるのでカウンターへ。成都ではコロンボ行きに同日乗り継ぎですがスルーバゲージ、スルーチェックイン共に不可で、成都まで国内線のみチェックインになりました。後で調べたところによると、エアチャイナでスルーサービスに対応しているのは北京首都空港か上海浦東空港での乗り継ぎ便の一部だけになります。

昨日大阪でチェックインした際には目的地スリランカのETA(電子渡航認証)の確認がありましたが、既にその情報が共有されているからか、国内線のチェックインのみだったからなのかここではETAの確認はされませんでした。

まだ上海では出国ではないので保安検査を受けて国内線制限エリアへ。朝から飲食店やお土産屋などがたくさん営業していて充実しています。国内線エリアとは言うもののほとんど国際線エリアと遜色ない造りです。

Air China Premium Lounge(国内線)

早速朝食を食べにエアチャイナの国内線ラウンジへ。同行者1人連れて私のステイタスで入室しました。
お馴染みのパンダがお出迎えしてくれました!!

国内線のラウンジだし大したことはないんだろうと思っていましたが入室してその考えはすぐに覆されました。軽食、ホットミールからフルーツまでずらっと並んでいます。さらになんとヌードルカウンターもあり牛肉麵やワンタン麵など麵類数種を注文できます!下手な国際線ラウンジより豪華なラインナップですね。
まだ朝8時でほぼラウンジ貸切状態ですがラインナップを見る限りほとんどすべてのサービスが提供されているようです。

日本国内線の通常のラウンジはアルコールとソフトドリンクだけで食べるものはほとんどなく、あってもお菓子やおつまみ程度なので驚きました。中国のステイタス保持者が羨ましい笑。
アルコールは缶ビールくらいしか見当たらなかったのでその点は日本の国内線ラウンジの方が充実しています。個人的にはお酒はそこまで飲まないのでお酒の種類は少なくていいのでその分軽食などを提供して欲しいななんて思っています。多分少数派ですかね…。

ヌードルカウンターで牛肉麵を注文。貸切状態のラウンジで最高の朝です。

搭乗(CA4592 エコノミークラス)

入室の際にスタッフの方にラウンジから搭乗口がかなり遠いよと教えて貰ったので早めに退室。とはいえわざとちょっと大袈裟に言っているんだろうと高を括っていたのですが、途中で通り過ぎていく搭乗口の間隔の広さから本当に遠いことが分かってきて絶望…。
なんとラウンジから搭乗口まで約15分かかりました!殺風景な通路ではなく所々お店があったり動く歩道があったりしてそれが多少の救いでした。

変更後の時間の約30分前搭乗開始となりました。機材はA321(B-6386)で3-3の座席です。搭乗率は体感8割ほどでした。中国の方ばかりかなと予想していましたが乗り継ぎと思われる外国人観光客っぽい方も見受けられました。

座席に電源やモニターはついていません。小型機なので座席間隔はそこまで広くないです。座ると膝前に少し隙間があるくらいです。エアチャイナは安い運賃の割にサービス面はとても素晴らしいのですが、設備のハードウェア面ではLCC並みの機材が多いですね。国内線、国際線で機材を共通して使っているのでこの機体が日本線に入ることもあります。

機内食

離陸後約40分、機内サービスが始まりました。なんとエアチャイナでは国内線でも機内食が提供されます!先に飲み物その後機内食の提供になりました。流石に国際線で提供しているビールやワインは見当たりませんでした。

機内食はチキンライスか、牛肉麺から選ぶことができました。私はチキンライスを選択、デザートのケーキが物凄くおいしくてラウンジで出してくれないかなと思ったくらいです。
流石に機内食とはいえ軽食程度の提供かと思っていたらがっつりホットミールから選択肢まであり、空港から何から国際線に乗っている気分です。

3時間越えのフライトのためサービスにも余裕があり機内食を配り終えた後、再びドリンクはどうですかとCAさんが来てくださいました。

成都到着&乗り継ぎ

定刻から30分遅れで成都天府空港に到着!定刻の時間設定に余裕があったのかかなり遅れを回復しました。沖止めのスポットでバス降機、エアチャイナのバスでターミナルへ。
優先タグのおかげで荷物を1番に受け取り、そのまま空港の到着エリアへ。国内線なので特に検査等もなく荷物を受け取ってすぐに外に出られます。上海のように変に遠いゲートに着くくらいなら、バタバタしますがバスの方が楽かも知れません。

上海からの国内線は天府空港第2ターミナルに着きましたが、乗り継ぎの国際線コロンボ行きは第1ターミナルからの出発のためターミナル移動が発生します。
同じエアチャイナでも使用しているターミナルが違うので注意です!
ターミナル移動といっても大した距離はなく空港内の連絡通路を5分くらい歩くだけでした。

遅延がありつつも次のフライトまでまだ4時間ありますが、この空港は成都市内からめちゃくちゃ離れた山奥にありとても観光できる距離ではないです。市内まで地下鉄で片道1時間かかります。
空港周辺に何かがある訳でもなく、空港内はコンビニやスタバ、お土産屋など充実しているし、制限区域内にもたくさんお店があるようなので数時間程度の乗り継ぎであればさっさとチェックインして出発エリアでゆっくりするのが無難かと思います。

CA425 成都/天府-コロンボ

フライト情報

フライト②

【航空会社】中国国際航空 Air China
【アライアンス】スターアライアンス
【便名】CA425
【区間】成都/天府(TFU)-コロンボ(CMB)
【時刻】TFU 17:30-CMB 21:05
【所要時間】6時間5分
【クラス】エコノミー
【機材】A320neo(B324H)
【ラウンジ】International Business & First Class Lounge (TFU)
【発券】Air China

チェックイン

第1ターミナルの出発エリアへ。路線の規模に対して各航空会社のカウンターがかなり潤沢にありほとんど待ち時間はなさそうです。待ち時間ゼロの優先レーンを使わせていただきました。出発時刻の3時間以上前でしたが普通にチェックイン可能でした。
ここでもスリランカのETAは確認されなかったので、昨日関空で確認されたものが共有されているのでしょう。

出国審査と保安検査も同様に混雑とは無縁でインスタント出国完了!人生初の南アジア、スリランカコロンボへの旅にワクワクしてきました。

International First & Business Class Lounge

すでにもうスリランカ気分になってきましたが飛ぶ前にラウンジは外せません。出国後すぐのメインコンコースに面したラウンジへ。天府空港にはエアチャイナのラウンジはなくこちらが指定ラウンジになるのでチェックイン時にいただいたインビテーションカードで入室。

空港自体が新しいので当然ですがラウンジも同じくすごく綺麗で広々してます。まず入ってすぐにダイニングエリアがあり、その奥にソファー席や個室のような座席がある静かにリラックスしたい人向けのエリアがあります。おそらくほとんどの航空会社がこのラウンジを案内していると思いますが、天府空港のフライトがそこまで多くなく需要に対して供給過多くらいの立派なラウンジで混雑とは無縁そうです。

食事はサラダ、パン、ご飯、ホットミール数種、デザートなど充実のラインナップ。本日2回目、中国ではお馴染みの牛肉麵など麵類を注文できるヌードルカウンターもあります。

正直ここまで食べ続けているので全くお腹が空いていませんが、せっかくなので担々麺だけいただきます。ラウンジに入る権利がなかった去年の自分からすれば夢のような悩みですが、乗り継ぎでラウンジと機内食が続くと移動がもう食トレみたいになってきてます。

搭乗(CA425 エコノミークラス)

耳が痛くなる話ですが今回もまたチェックインの際にカウンターの方から搭乗口がかなり遠いので時間に気をつけてと言われてしまいました。搭乗口ガチャ2連続失敗です笑
上海では大袈裟だなと思いつつ本当に15分くらいかかったので、今回も言われた通り早めに向かいます。中国の空港は本当に巨大ですね。関空なら15分も歩けば端から端まで行けてしまうのでは…。

ラウンジから結局徒歩15分で搭乗口へ。定刻の30分前、17時頃搭乗開始しました。機材はA320neo(B324H) で3-3の座席配置です。後方の座席は結構空きがあったので後ろ側を指定しました。
フライト時間は6時間、小型機で足元の間隔は結構狭めでしんどそうなので、あわよくば空いている席を使って横になれたら最高です。

中国の方はちろんたくさん乗っておられますが、現地のスリランカに帰るのではないかと思われる方々もそれより多くいる印象です。中国の航空会社にしては珍しく異国情緒が漂っていて、機内からスリランカ気分で旅情が掻き立てられます!

椅子にはブランケットと枕が用意されていました。ここは6時間越えということもあり日本線や国内線とは差別化されている点ですね。設備面でいうとA320のneo機で割と新しい機体ではありますが、電源は足元にUSB-Aのポートがあるのみで個人モニターはなく頭上の共用モニターがあるだけです。

機内食

離陸後40分機内サービスが始まりました。先にドリンクが配られてその後機内食のサービスです。他の国際線と同じくエコノミーでもビール、ワインは提供されています。
食事はポーク&ポテトかベジタリアンライスの選択肢でした。エアチャイナでベジタリアンは珍しい気がします。就航先によってメニューの内容まで意識されているのは意外でした。

私は当然ポーク&ポテトを選択。サイドはマカロニサラダとパンで、デザートの抹茶ロールケーキが結構気に入りました!

食後は早々に消灯され機内はおやすみモードに。残念ながら空いている3人席列は既に他の方が横になられていました。

横になれなかったからではなく、成都夕方発のフライトで現地には同日午後9時着なので機内で寝すぎると現地で寝られなくなってしまうので寝ずに過ごすことにしました。飛行機は安定した飛行で順調に南アジアへ。エアチャイナで6時間越えのフライトは初めてだったので到着前に何かサービスがあるかなと期待していましたが特に何もなく、照明が明るくなり着陸準備に入っていきました。

フライト時間に対してサービスの時間が長いと寝るに寝られなかったりせわしないので6時間程度の中距離線ではこれで十分かもしれませんね。それでも最初の食事後サービスなしエンタメなしでずっと起きていると流石に退屈でかなり長いフライトに感じました。

スリランカ到着

イミグレーション

今回の最終目的地スリランカ、コロンボバンダラナイケ空港にはほぼ定刻の21時10分ごろに到着しました。飛行機を降り立つときに一瞬襲ってくる日本のそれとは少し違う熱気と湿気に南国へ来たのだと実感させられるのが段々癖になってくるんです。

中国の空港に麻痺してしまったからなのか、しかしそれを差し置いてもこのバンダラナイケ空港は超コンパクト。導線上で迷う余地なく、降機して初めて見る文字に目を取られながらダラダラ歩いていても入国審査場まで5分もかからず到着。

入国審査では前に何人か並んでいて、日本出国前に申請したETAの画面を用意して準備万全で待っていたところ流れ作業のようにサクサク列が捌かれていき、いざ自分の番でもパスポートだけ確認されそのままハンコが押されてゲート通過。
ここまで降機してから約10分。あまりにも早く着いたので荷物もまだ流れてきておらずそこで10分弱待ちました。それでも空港の外に降機してから20分足らずで到着。

長旅を振り返って「ついにここまで来たんだ」みたいな妄想にふける時間もないほどあっけなくも、コンパクト&スムーズでストレスフリーな旅の始まり。無事南アジア、スリランカに初上陸しました!

2日目 往路まとめ

大阪から1泊2日、エアチャイナで上海、成都で2回乗り継ぎ3レグ、はるばるスリランカコロンボへ無事到着しました。スルーチェックイン、バゲージには対応しておらず3回ともチェックインし直しではありましたが、大きな遅延もなくスムーズな旅でした。

更にこの旅が昨年取得したANAのSFCのステイタスを利用する初めての海外旅行でした。チェックインの優先やラウンジ、荷物の優先受け取りで主に恩恵を実感しました。スターアライアンスは運賃が高いことが多いですが、エアチャイナは安定して区間の最安値を叩き出してくれるのでありがたいです。

公式アプリも使いやすくて、座席指定や無料ホテルの予約、オンラインチェックインなどアプリ一つで完結します。さらに預けた荷物の追跡の通知まで届きました。フライト前後に荷物が積載されたか確認することができました。ロストバゲージしてももしかしたら簡単に探し出せるかもしれませんね。

往復4.2万円の激安運賃で往復とも無料ホテルに泊まってラウンジでご飯もお腹いっぱい食べられてそれだけで十分元を取れたのではないかと思います。がなんと私は今スリランカにいます。タダでここまで連れてきて貰った気分です!

帰国の復路は同じく3レグで成都まで戻り、国内線で北京へ行き無料ホテルで1泊して大阪に帰ります。北京も楽しみですがまずはスリランカを全力で満喫したいと思います!!!

タイトルとURLをコピーしました